コラム2020.01.24薬膳茶とは?〜基本知識とおすすめの薬膳茶〜②
生薬を食材と組み合わせた健康料理、薬膳。試してみたいけどちょっと敷居が高いと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にお勧めなのが「薬膳茶」です。今回も前回に引き続き、薬膳茶の基本的な知識とおすすめの薬膳茶についてご紹介します。
おすすめの素材と薬膳茶
初心者でも簡単に手に入る素材をつかったおすすめの薬膳茶をご紹介します。
・マイカイカ…マイカイ黒豆茶
「マイカイカ」はバラやハマナスの花のつぼみを乾燥させたものです。やや苦味があり、お湯に入れるとバラの香りが立ち上るため、女性にはおすすめの素材です。
このマイカイカに黒豆を合わせたものが、マイカイ黒豆茶です。マイカイカにも黒豆にも身体を温める効果があるため、冷え性で悩んでいる女性にはぴったりです。また、マイカイカにはストレス緩和の効果があるため、毎日の仕事で忙しくストレスが溜まっているという方にもおすすめとなっています。
薬膳茶に慣れていない人にとっても、黒豆の香ばしさが感じられるまろやかな味わいで、作り方は非常に簡単で、マイカイカと黒豆をひとつまみずつカップに入れてお湯を注ぎ、1分から2分程度蒸らすだけ。
まず薬膳茶を試してみたいという方におすすめです。
・ナツメ…ナツメ生姜茶
様々な栄養や健康効果があるナツメも薬膳では登場する機会の多い食材です。もし薬膳茶として楽しむならショウガと合わせたナツメ生姜茶がおすすめです。ショウガの身体を温める効果はよく知られていますが、ナツメにも同様の効果があり、さらに精神の安定や消化機能の促進といった効果も期待できるため、ちょっと気分がすぐれない、体調が悪いという場合にはぜひ試して頂きたい一杯です。
作り方は刻んだナツメと生姜をカップに入れて、お湯を注いで3分から5分程度蒸らします。さらに効果を高めたい場合には、鍋で5分程度に出すとさらに薬効成分が抽出できます。
・シソ茶
薬膳の素材というとなかなか普段のスーパーでは手に入らないものばかりと考えている方にお勧めしたいのがシソ茶です。シソには発汗解熱、利尿、食欲増進などの効果があり、冷え性予防にも効能があります。また、スーパーなどでも手に入りやすく、最初の薬膳茶としてはもってこいの素材です。
シソ茶の作り方は、シソ一枚を鍋に入れ三十分ほど放置して薬効成分を抽出します。その後、鍋を火にかけショウガスライス2かけを加えて沸騰、火を止めて五分程度蒸らします。あとはお好みで黒砂糖などを加えれば、香り高く飲みやすいシソ茶が完成します。甘いものが苦手という方は、黒砂糖を抜いても良いです。
このほかも、薬膳茶ではクコの実や紅花、サンザシといった素材が用いられます。これらの素材を組み合わせることで、自分の好きな香りや味を探すという楽しみもあります。