コラム2018.08.31健康的な食生活を! 〜前編〜
心身ともに健康で生き生きと暮らすためには、食生活は大切なものとなります。
ライフスタイルの多様化に伴い食生活も大きく変化し、栄養バランスの崩れや不規則な食事など、「食」について気がかりなことも増えてきているのではないでしょうか。
「食」に関する意識を高め、日々の食生活を見直して健全な食生活を送りましょう。
主な栄養素の種類と役割について
「栄養素」とは、食品に含まれていて人間の身体に必要な成分のことをいいます。
特に重要な成分が「たんぱく質・脂質・炭水化物」で、『三大栄養素』と呼んでいます。また、「ミネラル・ビタミン」を加えたものを『五大栄養素』と呼びます。
・たんぱく質
たんぱく質は、筋肉・内臓・皮膚・爪・毛髪など人の体のいろいろな部分を作るのに欠かせない栄養素で、主としてアミノ酸からできています。
たんぱく質は、「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」の2つに分類されています。
「動物性たんぱく質」は肉類・魚介類・卵・乳製品などに、
「植物性たんぱく質」は豆類・穀類などに多く含まれています。
どちらもたんぱく質ですが、それを作っているアミノ酸の種類や量が異なるので、それぞれのたんぱく質をバランスよく摂るために、いろいろな種類の食品を食べるようにしましょう。
【含まれる主な食品】
肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など
・脂質
脂質は、体を動かすエネルギー源として使われるほか、体の中で神経組織、細胞膜、ホルモンなどを作るのに欠かせない成分となっています。
体の中に入った脂質は、分解され、小腸から吸収された後、いったん肝臓に運ばれます。その後、体のすみずみまで行きわたり、エネルギーや細胞膜、ホルモンなどの材料として使われたり、体脂肪として蓄えられたりしますが、脂質を極端に少なくするようなダイエットなどをすると足りなくなるので、必要量は摂るように心がけるようにしましょう。
【含まれる主な食品】
バター、植物油、ナッツ類など
・炭水化物
炭水化物には消化吸収されるもの(糖質)とされないもの(食物繊維)があります。
糖質は、主として脳や体を動かすエネルギーになります。同じようにエネルギーになる脂質に比べて燃焼が早いので、体に吸収されるとすぐにエネルギーになります。
食物繊維は、腸内の有害物質やコレステロールなどの排出を助けたり、便通をよくしたりする働きがあります。ほとんど消化吸収されないので、体を構成する成分やエネルギーにはなりません。
【含まれる主な食品】
糖質:ご飯、パン、めん、いもなど
食物繊維:さつまいも、こんにゃく、わかめ、しいたけなど
・ミネラル
ミネラル(無機質ともいいます)には、カルシウム、鉄、ナトリウムなどがあります。
必要な量は少ないですが、人の体の中では作ることが不可能となっているため、食べ物から摂る必要があります。
ミネラルは、骨などの体の組織を構成したり、体の調子を整えたりする働きがあります。
・ビタミン
ビタミンは、体の調子を整えるのに欠かすことのできない栄養素です。13種類あり、体の中の働きは種類によって異なります。
必要な量は少ないですが、人の体の中で作ることができなかったり、作られても量が十分ではなかったりするので、食べ物からとる必要があります。