コラム2019.12.13薬膳茶とは?〜基本知識とおすすめの薬膳茶〜
生薬を食材と組み合わせた健康料理、薬膳。試してみたいけどちょっと敷居が高いと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にお勧めなのが「薬膳茶」です。今回は薬膳茶の基本的な知識とおすすめの薬膳茶を紹介します。
薬膳茶とは?
薬膳とは、中国の伝統医学である中医学をベースに食材や生薬を体質に合った調理法で提供する料理です。では薬膳茶とはどのようなものなのでしょうか。
「薬膳の考え方をベースに季節や体質に合わせて作ったお茶」
薬膳茶とは、薬膳の考え方をベースにしたお茶のことです。薬膳では、自然の素材の中で薬としての効果が期待できる生薬と食材を組み合わせ、料理として提供しますが、薬膳茶も薬膳と同じように飲む人の体質や体調、季節に合った素材をお茶の形で提供するものです。
「使用する食材は花、草、果実、豆など、茶葉に限らない」
中医学の考え方のひとつとして、身体を巡るものを「気」「血」「水」の三種類に分けるというものがあります。気は生命のエネルギー、血は身体に栄養を与えるもの、水は水分といった具合で、これらが足りなくなったり、きちんと循環しなくなると身体が不調になってしまうという考え方です。
薬膳はこの気、血、水をスムーズに循環させ、足りないものを補うために身体が必要としているものを提供します。この考え方は薬膳茶も同様。薬膳茶は気、血、水の流れをよくしたり、補うことができるものをお茶に煮だして提供します。
といっても実は薬膳茶には、薬膳ほどきっちりとしたルールはありません。そのため、薬膳茶に使用される食材も茶葉だけに限らず、花や草、果実、豆など多岐にわたった食材が使用されます。
また、薬膳茶の素材は一種類だけの場合もあれば、複数の素材がブレンドされる場合もあります。
「効能や用途は薬膳茶によって様々」
薬膳茶には、風邪予防や体質改善、血行の促進、リフレッシュなど様々な効果があります。ただし、薬膳でも使用される素材が異なれば、身体への効果も異なりますが、それは薬膳茶も同様です。お茶に使用される素材によって、効能や用途は異なります。また、同じ素材であっても使い方によって異なる効能が生まれることもあります。
ですが、それほど難しく考える必要はありません。
まずいくつかの素材の効能や用途を覚えて、味のバランスなどを組み合わせていけば、自分の好みや体質に合った薬膳茶を作ることができます。