コラム2019.11.08薬膳の効果と効能について
美容と健康に効果的というのが薬膳のイメージ。そのため興味を持っている女性の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
では、実際には薬膳にはどのような効果や効能があるのでしょうか。今回は薬膳の効果や効能などについてご紹介致します。
薬膳の効果・効能とは?
薬膳とは、中国の伝統的な医学である「中医学」の知識や技術、理論を用いた料理のことを指しています。この薬膳にはどんな効果や効能があるのでしょうか。
基本は不調を防ぐもの
薬膳は美容と健康に効果があると言われています。薬膳で使用されている食材の中には、漢方薬にも使用されているものがあるからです。
漢方薬は、植物や動物、鉱物といった自然に存在するものの中で、薬としての効果が高いものを選び、調合したものですが、薬膳でもこれらの生薬を食材として使用、内側から身体の調子を整えてくれます。
また、薬膳は体調を整えて、病気になる前の段階で身体を調整する効果も期待できます。中医学では「未病」という考え方がありますが、これは病気ではありませんが、健康でもないという、病気と健康の間の状態のことです。この未病の段階で体調を整え、病気になることを防ぎながら身体を健康な状態へと導きます。 そのため、薬膳を普段の生活に取り入れることで、不調を防ぐという効果が期待できます。
薬膳で解消できると言われる症状
では、どのような症状が薬膳で改善できるのでしょうか。薬膳は健康面と美容面のふたつの効果があります。
まず、健康面では、冷え性や疲れ対策、滋養強壮、肩こりや腰痛など。特に生活習慣病に対しては効果を発揮します。
薬膳の基本となるのは、身体の中に溜まった余計なものを排出し、身体の力を補うという考え方です。現代人は不規則な食生活や偏ったメニュー、コンビニ弁当やファストフードによる塩分や糖分、脂質などが過剰になりがちになっていると言われています。それが溜まりすぎたものが糖尿病や高脂血症、高血圧といった生活習慣病ですが、薬膳は食べ過ぎを防ぎながら、体内から不要なものの排出を促し、身体の調子を整えてくれます。
一方の美容面では、むくみや便秘、肌荒れなどにも効果があります。 実はむくみや便秘、肌荒れなども生活習慣病と同じく、体内に不要な老廃物や水分が溜まってしまったことが原因です。
薬膳で使用される生薬は、これらの不要な老廃物や水分の排出も促し、すっきりした身体に導いてくれます。 また、薬膳の美容効果としてダイエットが挙げられます。 薬膳は様々な効能を持った食材を組み合わせて料理として提供するものですが、素材や組み合わせによって、内側から体質改善を行うことも可能です。
薬膳のベースとなっている中医学は、個人の体質や体調を重視し、それを健康な状態へと導くもの。そのため、中医学の理論をベースにした薬膳も、体質の改善に効果を発揮します。太りやすい体質やむくみやすい体質、なかなか体重が落ちないといった場合でも、身体の中から不足している物を補うことで、痩せやすく太りにくい体質へと導いてくれます。